ギター・ソロを弾きまくるタイプではないが、楽曲の良さを引き立てるセンスのいいソロが多い。
アルペジオやスライドギターに独特の個性を持っている。


All Things Must Pass (1970 / 11) 

オール・シングス・マスト・パス

ジョージ初のソロアルバムは3枚組の大作。最高傑作と評価する人も多い歴史的名盤。フィル・スペクターサウンド全開の音作り。「マイ・スウィート・ロード」「美しき人生」収録。


MY SWEET LOAD

マイ・スウィート・ロード

ジョージのトレードマークともなったクリーンサウンドによるツインリードのスライドギターが印象的。


WHAT IS LIFE

美しき人生

ジョージソロ作品の最高傑作!ベースとユニゾンで奏でるギターリフが素晴らしい。特にイントロのギターリフがサビの裏メロとして効果的に働いている。



Dark Horse (1974 / 11) 

ダーク・ホース

1974年に発表されたジョージのソロ・アルバム3作目。ジョージの声がまるで別人の様に枯れているが、逆にアルバムのカラーと効果的にマッチしている。「ダーク・ホース」「ディン・ドン」収録。


DING DONG DING DONG

ディン・ドン

スライドギターとブラスの掛け合いが絶妙である。



Extra Texture (1975 / 9)

ジョージ・ハリスン帝国

1975年に発表されたジョージのソロ・アルバム4作目。前作のような重苦しさはなく、軽くポップな印象。「二人はアイ・ラヴ・ユー」「ギターは泣いている」収録。


You

二人はアイ・ラヴ・ユー

必要最低限の歌詞とシンプルなリフで構成された名曲。



Cloud Nine (1987 / 11)

クラウド・ナイン

ジェフ・リンのプロデュース作品でサウンドはかなりELOっぽい感じの味付けがされている。「セット・オン・ユー」「FAB」「ディス・イズ・ラヴ」収録。


Got My Mind Set on You

セット・オン・ユー

ジェイムス・レイのカバー曲。ジョージ最後の全米ナンバーワン・ヒット。軽いノリのロックンロールギターが心地良い。