Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (1967 / 6)
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
一般的にBeatlesの最高傑作とされいるアルバム。中盤でやや中弛みは感じるが、ポールのセンスで元祖トータルアルバムともいえる統一感で上手くまとめられている。特にテーマ曲とそのリプリーズで締めくくるパターンはこの後でも度々使われている。
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
ブラスセクションが入ってないバージョンを聞くとポールがドライブ感あるベースラインを弾いている事がよく判る。
With A Little Help From My Friends
ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
まるでリンゴのボーカルとデュエットしているみたいなベースラインが最高。
Lucy In The Sky With Diamonds
ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ
実際には2コーラス目、3コーラス目はもう少し装飾音が入るのですが、今回はよりシンプルで力強い感じにしてみました。
When I'm Sixty-Four
ホエン・アイム・シックスティ・フォー
オールドスタイルの曲で、フレーズ的に難しいところはないがAメロはシャッフルリズムとなっており、弾いてみると意外とノリが難しい。決めのフレーズもあって楽しいベースだ。
Magical Mystery Tour (1967 / 11)
マジカル・ミステリー・ツアー
同年に放送されたテレビ映画『マジカル・ミステリー・ツアー』のサウンドトラック盤。A面にサウンド・トラック6曲、B面にシングル盤既発売曲の5曲を収録。
Hello, Goodbye
ハロー・グッドバイ
ドレミファソラシド・下降ライン・オクターブ・ハイフレット等取り交ぜたベースラインはベースの「永字八方」とも言える。いつもの繰り返しの様に見せて徐々にパターン変化していくパターン。
Penny Lane
ペニー・レイン
ポール得意な歌うようなフレーズで同じように聞こえるフレーズも徐々に変化していく。とても完成度の高いベースラインだ。
The Beatles (1968 / 11)
ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム)
前作のトータル性を重視した作りとは真逆のメンバーの個性を尊重した多種多様の楽曲が収録されたアルバム。全体的にバンドとしてまとまりには欠けるが強烈な個性をもつマニアックな名曲も多い。
Back in the U.S.S.R.
バック・イン・ザ・U.S.S.R.
3コーラス目の1弦17フレット連続弾きがテンションをハイにする。
Ob-La-Di,Ob-La-Da
オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
While My Guitar Gently Weeps
ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
ジョージの名曲。エリック・クラプトンの泣きのギターソロが効果的に曲を盛り上げる。
Martha My Dear
マーサ・マイ・ディア
ピアノの左手、ブラス・セクションとシンクロするベースラインはポールお得意のメロディックなもの。
Birthday
バースデイ
元祖ハードロックとも言える曲。ギターリフが中心の曲で実にカッコいい!
Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey
エヴリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー
一聴すると単純な繰り返しのリフの様に聞えるが、毎回微妙に変えている
Yellow Submarine (1969 / 1)
イエロー・サブマリン
アニメ映画『イエロー・サブマリン』のサウンドトラック・アルバム。
Hey Bulldog
ヘイ・ブルドッグ
編集中
Abbey Road (1969 / 9)
アビイ・ロード
この究極の完成度は現在でも誰にも破られていない(特にB面!…といっても今はCDなので…。昔は「I Want You」の突然の幕切れの後に一旦レコードを裏返し、そして一呼吸置いて、「Here Comes The Sun」が流れ出してホットする・・・ってな感じだった)。トータル的にはPaulのセンスでまとめられてはいるのだが、他のメンバーの曲も全く違和感なく一体化しており、最後にはメンバー合意の下に「Carry That Wait」~「The End」で遂にグループとしても「The Beatles」という”重荷”を背負ったまま解散してしまう…。あまりにもドラマチックである。
Something
サムシング
ジョージ至高のギターソロ。
Oh! Darling
オー!ダーリン
オールドスタイルのロッカバラードでギターはAメロはハイフレットでのカッティング、サビはアルペジオ風フレーズをスタッカートで弾いている。
Octopus’s Garden
オクトパス・ガーデン
テレキャスターのサウンドを効果的に利用したギターソロ。
Here Comes the Sun
ヒア・カムズ・ザ・サン
ジョージの代表曲のひとつ。アルペジオとコードカッティングを上手く組み合わせたアコースティック・ギターの名曲。7フレットにカポを装着。
She Came In Through The Bathroom Window
シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー
全編に流れるアルペジオ風のギター・リフとその合間のブルースフレーズによるバッキングは数あるビートルズの曲の中でも神曲レベルだ!
The End
ジ・エンド
ポール・ジョージ・ジョンの順に繰り返されるソロはそれぞれの個性が生かされていて興味深い。
Let It Be (1970 / 5)
レット・イット・ビー
Paulや音楽評論家はフィル・スペクターを醜評しているが、本当にそうなのだろうか?デジタルエフェクトが普及していない時代にあれほど音を厚くすることが出来る人物が他にいたのであろうか?それに最新のデジタル技術を使ってブッタ切ったテイクの良い出来の断片を合成したネイキッドよりはブラスやオーケストラをオーバーダビングし、深いエコー処理したオリジナル版の方が歴史的には価値があると思う。
Two of Us
トゥ・オブ・アス
ジョージがギターで弾くベースラインのメロディが秀逸。
I Me Mine
アイ・ミー・マイン
クリシェが効果的に使われているバッキングが素晴らしい。
Get Back
ゲット・バック
ギタリストとしてのジョンの名演。ドライブ感のあるコードバッキングにジョンらしいギターソロ。ギターサウンドはガジノのフロントピックアップ、ほぼそのままのクリーンに近いサウンド。
PAST MASTERS 2
パスト・マスターズ Vol.2
英国オリジナル・アルバム未収録曲集2
DAY TRIPPER
ディ・トリッパー
ギターソロの背後で弾いている隠し味のドレミファソラシドがテンションを上げるのに効果的に働いている
LADY MADONNA
レディ・マドンナ
ポールのピアノが印象的な曲。ベースはピアノの左手とシンクロシンクロしており、更にその上にディストーションギターが重なってくる。
REVOLUTION
レボリューション
編集中