松田聖子

SEIKO MATSUDA



SQUALL (1980 / 8)

松田聖子のファーストアルバム。松原正樹のギターが全面的にフューチャーされた、ロック色の強いアルバムとなっている。すべての曲が作詞:三浦徳子/作曲:小田裕一郎となっており、その分統一感のあるアルバムではある。


SQUALL

松原正樹氏の粘りのあるロックギターが炸裂するナンバー。


青い珊瑚礁(1980 / 7 シングル発売)

松田聖子2枚目のシングル。ギターはソロはなくクリーンサウンドによるバッキングのみだが、弾き方の決まり事が多く難易度は高い。



Silhouette(1981 / 5)

シルエット

松田聖子の3枚目のアルバム。財津和夫の曲が5曲も入っており、ニューミュージック色の強いアルバムとなっている。このアルバムの成功で以降のアルバムではさらに多彩な作曲陣を使うようになった。


チェリーブラッサム(1981 / 1 シングル発売)

財津和夫の作曲による軽快なナンバー。今剛によるツインリードがとっても素敵だ!バッキングではBメロのリフが決め手!


夏の扉 (1981 / 4 シングル発売)

財津和夫の作曲。80年代特有の派手なシンセサウンドが印象的な曲。疾走感のあるギターバッキングに粘りのあるギターソロのフレーズが絡む。



風立ちぬ(1981 / 10)

松田聖子の4枚目のアルバム。大瀧詠一の曲が5曲も入っており、大瀧詠一色の強いアルバムとなっている。他に財津和夫が3曲、新規作曲陣として杉真理が参加している。


風立ちぬ(1981 / 10 シングル発売)

松田聖子7枚目のシングルで、大瀧詠一作曲による唯一のシングル曲である。ベースはAメロはビートをキープする重いフレーズだが、サビはゆったりと歌うような感じのフレーズとなる。特に後半ブレイク部分の上昇フレーズが大瀧詠一らしい。


雨のリゾート

杉真理の作曲による叙情的なナンバー。バックキング、ギターソロはクリーンな空間サウンド。



制服/松田聖子 (1982 / 1)

卒業ソングとして人気のこの曲は「赤いスイートピー」のB面としてリリースされた。A面B面とも作曲はユーミン。こんな名曲がB面とはなんとももったいない気がするがそれほど当時の松田聖子の勢いは凄かった。



Pineapple (1982 /5)

パイナップル

松田聖子の5枚目のアルバムで最高傑作といえる。来生たかお、原田真二、財津和夫、ユーミンと、実に豪華な作曲陣が楽曲を提供しており、捨て曲が全くなく、すべてシングルでも通用しそうなレベルだ。


P・R・E・S・E・N・T

アルバム「Pineapple」のオープニングナンバー。サビの盛り上がりにはちょっと欠けるがその分歌詞をしっかりと聴かせる曲。空間系クリーンサウンドのギターバッキングが素敵だ。


パイナップル・アイランド

原田真二作曲によるこの曲はアルバム「Pineapple」の中で一番好きな曲。シングル向きの曲だったが、シングルカットはされなかった。


ピンクのスクーター

原田真二作曲による佳曲。コードは弾かずに歌の裏メロを弾く感じの素敵なギターアレンジだ。スタジオ盤では電話の呼び出し音が効果的に使われていた。


赤いスイートピー(1982 / 1 シングル発売)

松本隆の発案でユーミン初の起用曲。さらにシングルのB面は隠れた名曲「制服」でありシングル最高傑作となっている。ベースはゆったりとした歌うような感じだが、サビの部分は徐々に音数が増えていくパターンでなかなか難易度も高い。



Candy (1982 / 11)

キャンディ

松田聖子の6枚目のアルバム。前回に引き続き、財津和夫、大瀧詠一、南佳孝、細野晴臣と豪華な作曲陣が楽曲を提供している。


星空のドライブ

アルバム「Candy」のオープニングナンバー。この頃はあまり歪まさない空間系クリーンサウンドのギターバッキングが流行りでした。


未来の花嫁

(作詞:松本隆/作曲:財津和夫)アルバム「Candy」で一番好きな曲。「地味な娘が一番先に結婚するあるある」を歌った隠れた名曲としてファンの間で人気が高い。バロック調のイントロ&サビが絶品でそれにファンキーなベースが絡む構成。


Rock'n' roll Good-bye

バスのクラクションが上手く効果音に使われたり、とても楽しいロックンロールナンバー。童謡「むすんで開いて」のギターソロはご愛嬌。



Candy (1983 / 6)

ユートピア

松田聖子の7枚目のアルバム。作曲陣は杉真理、来生たかお、甲斐よしひろ、財津和夫、細野晴臣、ユーミン、上田知華と超豪華。


マイアミ午前5時

来生たかおの作曲による淡々としたナンバーでベースは冒頭の30秒、Gをずっと弾き続けるぐらいに動かない。重く轟くようなベースだ。


天国のキッス(1983 / 4 シングル発売)

松田聖子の13枚目のシングル曲で松本隆の指名により細野晴臣が作曲した。転調を繰り返すちょっと変わったコード進行。この不安定なふわふわ感が松本隆の歌詞に絶妙にマッチしている。


ハートをRock

甲斐よしひろ作曲のノリのいい王道リズムパターンのこの曲は正にシングル向きの曲だったが、シングルカットはされなかった。



ガラスの林檎 (1983 / 8)

歌謡曲、バラードではありえないぐらいベビーなギターサウンド。Bメロでの上昇フレーズが効果的に曲を盛り上げる。サビの歌メロの後追いフレーズも効果的。



Rock'n Rouge(1984 / 2)

松田聖子16枚目のシングル。作詞:松本隆/作曲:呉田軽穂。ギターはクリーンサウンドによるコードカッティングのみ。イントロからAメロ終わりまでを1コードで弾き続けるという実に大胆なアレンジ。



20th Party/松田聖子(2000 / 5)

松田聖子デビュー20周年記念50枚目のシングル。作詞作曲:松田聖子。まるでDisneyパレードのようなサンバのリズムで盛り上がるダンサブルな曲。ギターはワウサウンドによるバッキングのみ。