DEEP PURPLE

 ディープ・パープル

Ritchie Blackmore(リッチー・ブラックモア)

クラシックギター譲りの小指を使った綺麗な指使いと正確なピンキングが特徴でキーボードのジョン・ロードのクラシカルのフレーズの掛け合いは絶品である。



Machine Head (1972 / 3)

マシン・ヘッド

 ボーカルにイアン・ギランを迎えた第2期ディープ・パープル(黄金期)の最高傑作アルバム。『ハイウェイ・スター』、『スモーク・オン・ザ・ウォーター』などのヒット曲だけでも凄いが他の曲の完成度も極めて高い。ハード・ロックの魅力がすべてこの1枚に凝縮されたハードロックのバイブル的アルバムである。当時のギター小僧にとってはリッチー・ブラックモアは神的な存在であり、必死になってこのアルバムのギターソロをコピーしたものだった…。


SMOKE ON THE WATER

スモーク・オン・ザ・ウォーター

超有名なイントロはハードロックギターの登竜門だが、ギターソロにおける小指を使った早弾きはかなり難易度が高い。


SPACE TRUCKIN'

スペース・トラッキン

躍動感のあるリフが心地よい



Burn (1974 / 1)

紫の炎

ボーカルにデイヴィッド・カヴァデールを迎えた第3期メンバーでの第1作目かつ最高傑作。ベースのグレン・ヒューズの影響でファンキーかつソウルフルな楽曲も多くなった。


BURN

紫の炎

ギターソロでの開放弦を絡めたトリッキーな早弾きとクラシカルなアルペジオがかっこいい。



RAINBOW レインボー


Rising (1976)

虹を翔る覇者

レインボーの最高傑作。リッチーの好きな中世ヨーロッパサウンドの完成型。ロニー・ジェイムス・ディオの歌心のあるボーカルも日本人好み。コージー・ハウエルのドラムも強烈。ただ音楽的には素晴らしかったが商業的に成功したとは言えず、この後のレインボーはポップ路線に大きく舵を切ることになる。


Starstruck

スター・ストラック

ツインギターによるスリリングなリフとボトルネックギターによるメロディックなギターソロが印象的な曲。


Down to Earth (1979)

あからさまにヒットを狙いにいった産業ロック的アルバム。


Since You Been Gone

シンス・ユー・ビーン・ゴーン

シングルヒット狙いのポップな曲。サビのキャッチーなメロディが印象的だ。ギターソロもポップな感じ。